1958-2018 ALL KOBE JAYCEES 60TH
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テーマでお話しを進めたいと思います。市長 私は「神戸をワクワク感のある街に」と考えています。「ワクワク感」とは、「明日も頑張ろう」という気持ちになれる非日常性や、「ステキだな」と思う良い刺激に出会えることを意味しています。港は、世界につながる海と接することができる場所です。世界とは、まだ見たことのない未知の世界という意味合いを含んでいると思うのです。私は高校生の頃、港に行き船が行き来するのを眺めながら、吉永小百合さんが歌っていた「もうすぐ陽がのぼる」という歌を口ずさんでいました。「もうすぐ陽がのぼる 港に朝がくる。もうすぐ陽がのぼる。港に船が着く」という歌詞なのですが、この歌は神戸の街の雰囲気にぴったりでした。この歌には「誰も私を知らない国へ行きたい」という部分があるのですが、高校生であった私には、「誰も私を知らない国」は未知の世界を意味していると感じ、この歌詞がとても好きでした。港は、未知の世界へ思いを馳せることができる場所であり、みなとまち神戸は、まだ見ぬ世界へ思いを馳せることができる場所といえると思います。そんな神戸だからこそ、「明日も頑張ろう」という気持ちになれる非日常性や良い刺激に満ちた場所なのであり、今後、さまざまな工夫を行うことで、さらに魅力が醸成されると思います。知事 市長の世代で、吉永小百合さんの歌の話が出て来るとは驚きました。確かに、港は、そのような気持ちになれる場所であり、神戸はそんな魅力に満ちた街だと改めて思います。ことで乗り越えてきたという歴史があります。このことから神戸の街には人と人がつながることで生まれる絆が息づいているといえます。神戸には、海、山、オシャレな街、温かな人と人との触れ合いがあり、これこそが神戸の独自性だと思います。そして、この独自性をいかに発信するかが鍵になると考えます。理事長 神戸には海、山、オシャレな街、そして、震災を乗り越えてきたことによる絆が息づいていることが独自性という市長のお話しに大いに共感いたしました。では、兵庫県の視点で地域創生を語っていただくと、どのような切り口になるのでしょうか。知事 兵庫県は、変化に富んだ5つの地域で成り立っていることから日本の縮図といわれています。この5つの地域には、独自の気候風土、文化があり、県としての地域創生は、「日本の縮図・兵庫県」と「5つの地域が持つ独自の気候風土、文化」を上手に発信することに尽きると思います。また、兵庫県政は今年150年を迎え、神戸JC同様、節目の年を迎えました。この大切な年を迎えて、瞬時に世界とつながるグローバリゼーションの時代に相応しい「広域としての視点」と、コミュニティに立脚した「狭域としての視点」の2つの視点を基本として、県政に取り組んでいます。̶̶̶̶̶神戸を、非日常性や良い刺激に満ちたワクワク感のある街に。理事長 「神戸の魅力を今以上に醸成させるには」という井戸敏三 髙島章光兵庫県知事(一社)神戸青年会議所 第60代理事長40

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